あがり症の主な症状は? 〜緊張、赤面、震え、多汗、どもりなど

あがり症の主な症状には、緊張、赤面、震え、多汗、どもりなどがあります。
これらの症状と、そのメカニズムについて解説します。

あがり症の主な症状

あがり症は、人と接するときに起こります。
次のような場面は、あがり症が起こる代表的な例でしょう。

  • 人前でスピーチやプレゼンテーションをする
  • 年上の人や目上の人、偉い人などと話す
  • 人が大勢集まる社交的な集まりに出席する
  • 人に叱られたり、非難されたりする
  • 人が見ているところで文字や絵を書く
  • 人と一緒に飲食する
  • 公衆便所などを使って用をたす
  • 人から見られたり、注目を浴びたりする
  • 電話に出る、電話で話す

上のような場面で起こるあがり症の主な症状は、次のとおりです。

  • 緊張して頭が真っ白になってしまう
  • 手や足にじっとりと汗をかく
  • 心臓が激しく動悸する
  • 顔が赤くなる
  • 手足がブルブルと震える
  • 自分が何を話しているのかわからなくなる
  • 相手の目を見ることができなくなる
  • 筋肉がこわばる
  • 口の中がカラカラに乾いてしまう
  • 呼吸が苦しくなる
  • 吐き気がしたり、腹痛がしたりする
  • めまいを感じる
  • 尿が近くなったり、逆に出なくなったりする
  • うまく話せなくなり、声が出なくなったりどもったりする

あがり症の症状が出るメカニズムは?

あがり症でこれらの症状が出るのは、血液中にノルアドレナリンが盛んに分泌されるようになるからです。
ノルアドレナリンは神経伝達物質の一つで、緊張や不安を感じたときに分泌されます。

自律神経のうち、交感神経を刺激するので、それによって心拍数や体温、血圧が上昇します。
それによって、心臓が動悸したり、手足が震えたりなど、あがり症の症状が引き起こされます。

ただしノルアドレナリンが分泌されるのは、生体の持つあたり前の防御反応です。

例えば猫が、敵に出会うと、毛を逆立てて相手を威嚇します。
この時、猫の体内では、ノルアドレナリンが盛んに分泌されています。

人間も、動物の一種です。
危機的な状況になると、それを脱出するために、わざと緊張状態を作り出し、力が十分発揮できるようになります。

緊張は、成果を上げるためには必要な状態です。
ただしそれをコントロールできずに、過度に緊張状態となってしまうのがあがり症で、あがり症の人は、緊張をコントロールする方法を学ぶことが必要です。

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