あがり症や緊張症は遺伝しますか?

あがり症や緊張症は、遺伝するのでしょうか?
これについては諸説があり、
あがり症は遺伝とまったく無関係ではないようです。

しかし生まれつきあがり症の赤ちゃんは、実はいません。
あがり症が発症するのは、
ほとんどの場合、何らかの、後天的な原因があります。

あがり症は遺伝とまったく無関係ではない

あがり症は、遺伝とまったく無関係とは言えないようです。
両親のどちらかがあがり症の場合には、
子供もあがり症になることは少なくないと言われます。

これには大きく分けると2つの理由が考えられます。

あがり症の気質を受け継いでいる

あがり症には、気質も関係あるようです。
親があがり症の気質を持っているなら、
それが子供に受け継がれることもあり得ることです。

親の姿を見てすり込みが起こる

親があがり症なら、子供はその姿を見ています。
結婚式のスピーチなどであがるのを見る機会はあるでしょう。

それにより、「すり込み」が起こることが考えられます。
「人前に出たときは、ああしてあがるものなのか」
と思い込んでしまうということです。

あがり症の発祥には後天的な原因がある

しかしあがり症の遺伝的要因は、それほど大きくありません。
なぜかといえば、あがり症が発症するには、
ほとんどの場合には、後天的な原因があるからです。

あがり症の原因になるのは、「トラウマ」です。

  • 人前に出て発表し、失敗してしまった
  • 人前で、上司にこっぴどく怒られた

などのことが、心の奥底に「傷」として残ります。

その傷があることで、同じ状況になることに、恐怖を感じるようになります。
それにより、極度の緊張状態を引き起こすのがあがり症です。

ですから、赤ちゃんの時からあがり症の人はいません。
いつか、何らかのきっかけで、あがり症は発症します。

あがり症が、もし遺伝的な要因により発症するなら、
治療するのは難しいことになるでしょう。

しかしあがり症が、このように後天的なものであることにより、
適切な方法で治療すれば、あがり症は治ります。

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