あがり症の薬(精神安定剤)による治療

あがり症を「病気」とする見方があります。
そうすると、その治療は「薬」によって行うことになりますが、これは根本的な治療にはなりませんし、薬には副作用もありますので、あまりオススメできません。

あがり症は病気なのか?

あがり症を病気とする見方は、たしかに多くの人が持っています。
病気であれば、それを薬で治療するのは、当然ということになるでしょう。

しかしそもそも、あがり症は病気なのでしょうか?

たしかにあがり症は、通常の人には見られないような、極度の緊張状態になります。
動悸がし、手足が震え、汗をかき・・・、という症状は、たしかに病気と考えてもいいようにも思えます。

でも医学的には、「あがり症」という病気はありません。
あがり症の赤ちゃんはいませんし、あがり症は、あるとき、何らかのきっかけで発症します。

あがり症は、緊張状態が極度になることにより引き起こされる症状で、緊張状態は、誰にでもあることだと言えるでしょう。
緊張状態は、自分でコントロールするすべを学ばなければならないのであり、あがり症を「病気」と捉え、それを薬という、いわば他力本願で治そうとすることは、かえってあがり症を克服するのが難しくなると思えます。

薬は根本的な治療にならない上に副作用がある

あがり症の薬による治療では、精神安定剤が処方されます。
これを飲めば、動悸や手足の震え、汗などの症状は、たしかに一時的に改善されます。

ただし精神安定剤は、あがり症を根本的に治すものではありません。
緊張状態を一時的にほぐすものですから、薬をやめれば、すぐに同じ症状が現れます。

また精神安定剤には、様々な副作用があります。
まず服用すると、頭がぼうっとしてきて、思考能力が低下します。

次に習慣性がありますので、飲み続けるとだんだん効かなくなり、より強い薬を飲まなければならなくなります。
そうなってしまうと、依存性が高まって、薬なしには生活できないようになります。

そのような薬を飲み続けるのは、できればしない方がいいことは言うまでもないでしょう。
薬によってではなくて、自力であがり症を克服することは可能です。

トレーニングであがり症は克服できる

あがり症は、緊張状態があまりに高まってしまうことで起こります。
緊張は、誰でも当り前にすることですが、あがり症の人は、その緊張状態をコントロールすることが出来ないため、それが極度まで高まってしまいます。

緊張状態をコントロールすることは、やり方さえ分かれば、それほど難しいことではありません。
今は手軽に安価で手に入れられるDVD教材などももありますから、自分でトレーニングすることにより、あがり症を克服してみてはいかがでしょうか?

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