自己暗示をかけて緊張しないようにする

緊張したら、「自己暗示」をかけることで、
緊張しなくなると言われることがあります。
「大丈夫、私は失敗しない」などと、強く念じるといいと言います。

自己暗示が効果があるのは、
「結果は自分がイメージした通りになっていく」
ことが理由だと言われます。

「失敗する」「うまくいかない」など悪いイメージを持ってしまうと、
行動が、無意識のうちにイメージ通りになってしまい、
結果は良くないものになるのだそうです。

しかしこれは、科学的な根拠はありません。
それどころか、あがり症の人にとっては、むしろ逆効果になることもあります。

あがり症の人は結果を強く意識しすぎ

あがり症の人の多くが、人前で話して失敗したり、
ショックを受けたりする経験を持っていると言われます。

話したことで、「みんなに笑われた」「上司にこっぴどく怒られた」などの経験が、
トラウマとして残ります。
それを怖れる気持ちから、極度の緊張状態に陥るのがあがり症です。

「悪い結果をイメージするのではなく、良い結果をイメージする」
のは、一見正しいようにも思えるかもしれません。

しかしこれらは、
「結果を意識する」
という意味では、表裏一体の同じものです。

良いものであるにせよ、悪いものであるにせよ、
結果を意識し過ぎることがあがり症につながります。

あがり症の人が自己暗示をかけることは、
逆に自分にプレッシャーをかけることになりかねません。
素人考えではやらない方がいいと言えます。

意識すべきは人に伝わる話し方

人前に出たときに意識すべきは、「結果」でないことは明らかでしょう。
結果などいくら意識したところで、いい発表はできません。

いい発表をするために意識すべきは、「人に伝わる話し方をする」ことです。
言葉の選び方はもちろんのこと、

  • 話のリズムやタイミング
  • 間の空け方
  • 声の出し方
  • 体の動かし方

などなど、話を人にきちんと伝えるため、必要なことはたくさんあります。

結果などを意識するのではなく、人前に出たときは、
これらの一つ一つを具体的に、きちんと意識して行っていくことが大切です。

そうすれば、結果は自ずと付いてくると言えるでしょう。

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