緊張したら顔を水につけて落ち着かせる

「緊張したら顔を水につけて落ち着かせるといい」
と言われることがあります。
これはテレビで、「裏ワザ」としても紹介されました。

洗面器に水をため、顔を10秒ほどつけるそうです。
そうすると、一気に緊張が和らぐとのこと。

顔を水につけと緊張が和らぐのは、
顔面の血管を収縮させる効果があるからということです。
それにより、脈拍が下がるのだそうです。

「顔を水につける」これは本当に効果はあるの?

この緊張をほぐすため、顔を水につける方法は、
本当に効果があるのでしょうか?

もちろん、たしかに脈拍を下げる効果があるでしょうから、
緊張を一時的に鎮めることはできるでしょう。
「深呼吸」などと同じことです。

しかしあがり症の人が緊張するのは、人前に出たときです。
人前で、どのようにして洗面器の水に顔をつけたら良いのでしょう?

たしかに発表の直前に、トイレなどで顔を水につけ、
緊張をほぐすには効果的だといえるでしょう。

しかし人前に出た時の緊張には、全く役には立ちません。

その場しのぎの方法ではなく根本治療をするのがオススメ

あがり症は、たしかに目で見える症状としては、
「人前に出たとき緊張する」ことです。

ですからその改善策として、
「緊張を鎮める」ことを考えるのは無理がないかもしれません。

しかしあがり症の人が極度の緊張状態に陥るのは、
そうなってしまう「原因」があります。
その原因を取り除かない限り、あがり症は治りません。

あがり症の原因を取り除くことは、実はそれほど難しくはあません。
きちんとしたやり方に基づいてトレーニングを行えば、
1〜2ヶ月でできることです。

緊張を対症療法で鎮めることは、もちろん悪くはないでしょう。
しかしそれより、きちんと根本治療をするのが、
結局は早道ではないでしょうか?

ページの先頭へ戻る