緊張したときは手のひらに人という字を書いて飲む

「緊張したときは手のひらに人という字を書いて飲むといい・・・」
これはあがり症の解消法として、よく知られていると思います。
本当に効果があるのでしょうか?

緊張は「怖れ」が原因

人前に出たときは、誰でもが緊張します。
この緊張は、「不安」が原因になっています。

「うまく話せなかったらどうしよう?」
「失敗してしまうかもしれない・・・」
良くない結果を恐れる気持ちが、緊張を生み出します。

あがり症の人は、それが特に強いです。
あがり症の人の多くは、過去に人前で話をし、
失敗したり、怒られたりなどの経験を持っています。

それがトラウマとなっていて、同じような結果になることを、
極度に怖れるようになっています。

怖れることは、自分を見失うことにつながります。
冷静な判断ができなくなりますから、
緊張すればするほど、結果は良くないものになりがちです。

自己暗示は自分を取り戻すための一つの方法

「手のひらに人という字を書いて飲む」のは、自己暗示の一種です。
「効果がある」と信じれば、自分を取り戻すことができることもあるでしょう。

「聴衆をカボチャやジャガイモと思うと緊張がほぐれる」
とも、言われることが多いです。
これも同様の自己暗示といえるでしょう。

緊張するのは、聴衆が「自分より上」と思えることも、
一つの理由となっています。
特に聴衆に偉い人が多い場合などは、そう思えることも多いでしょう。

それを「カボチャやジャガイモ」と見下すことで、
自分を取り戻せることもあると思います。

これらの弱い自己暗示は、それを信じた人にとっては、
効果があることもあります。
特にこれらの方法を、信頼し、尊敬できるような人から聞いた場合は、
効果の度合いは高くもなるでしょう。

しかしそれらは、基本的に、「気休め」には違いありません。
信じられない人にとっては、効果は全く上がりません。

あがり症の改善には根本治療をするのがオススメ

気休めの自己暗示をいくらかけても、
あがり症を根本的に治すことはできません。

あがり症を本気で改善したければ、
あがり症の根本原因を取り除く必要があるでしょう。

それにはまずは、「話し方」を学ばなくてはいけません。
人前で、人に伝わるように話すためには、
それなりの技術が必要なのは言うまでもありません。

またコミュニケーション能力を開発する必要もあるでしょう。
あがり症にある人は、人との接し方が下手な人が多いからです。

これらの技術や能力は、トレーニングで容易に身に付けられることです。
身に付けられれば、もうそれからは、あがることはなくなります。

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